中古住宅の流通強化②

政府が中古住宅の流通強化策を打ち出しました。当然、空き家対策の一環でもあります。

前回のブログで日本の全住宅流通のうち、中古住宅の割合が先進国の中では異常に低く

住宅の絶対数が足りない途上国並みの数字だとお話ししました。

いろいろと理由は考えられますが、それは置いておくとして

今回、政府の発表した中古住宅の流通強化策が2つです。

①不動産業者の物件の囲い込み防止策。

②住宅診断の実施強化(建物インスペクション)。

です。

不動産業者の物件の囲い込みとは?何かといいますと

自社で売却依頼を受けた物件を他社に紹介しないで、

自社のみにて買主さんを見つけようとすることです。

不動産業者が土地や建物を仲介して売買する場合に、売主様・買主様の両方から手数料をいただく

ことが出来ます。(いわゆる両手取引になります。)

例えば、自社に土地を売りたいお客さんが来たとします。

人気のあるエリアで適正な価格での売却依頼だったします。

これなら確実に売れるそんな案件であれば、他の不動産業者から問い合わせがあっても

「今商談中です。」「契約予定です。」などどいって、

他業者には、紹介させずに自社で買主を探すようにします。

そうすれば、不動産業者は、売主・買主の両方から手数料を得ることができます。

一回の取引で2倍の利益を得られるわけです。

そのため、そういったことが横行していました。

しかし、不動産の売却を依頼した方にしてみれば、「早く、高く」買ってくる方であれば

その買主が何処の不動産業者のお客であろう関係ありません。

業者によっては、自分が問い合わせがあっても紹介させないくせに、問い合わせがないと言って

更に売却価格を値下げさせたりしているそうです。

このような囲い込みは、業界内の公然の秘密でしたが、なかなか大手の不動産業者に喧嘩を売る

勇気のある方もおらず、告発されることもありませんでしたが、

今年「週刊ダイヤモンド」誌に告発記事が掲載され、yahooニュースにも掲載され

テレビ東京の「WBS」でも取り上げられました。

WBSの調査では約1割の物件で囲い込みがなされていました。

私自身も他業者に問い合わせしたら、商談中や契約予定と回答された物件が

問い合わせした翌日に売り物件として、ポストにチラシが入ってきたり

その後数か月もその会社のホームページに売り物件として掲載されていたりすることを何度も経験しています。

ただ、大手業者さんと中々面と向かって喧嘩はできないのが、弱小業者の辛いところでした。

今後は、罰則規定なども設けられ、そういったことが是正されて

オープンな取引が期待できるようになると思います。

不動産業界も少し風通しが良くなることでしょう。

次回は、住宅診断について、お話ししたいと思っております。

最後までお読みいただき有難うございました。

誠実不動産では、空き家に限らず不動産の売却も全ての情報をオープンにして実施しております。

何かございましたら、電話04-7100-3217又はメールにて是非ご相談くださいね。

宜しくお願いいたします。

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